Management 3.0 の 6 つの観点のうちのひとつ
『Management 3.0: Leading Agile Developers, Developing Agile Leaders』 の 14 章と 15 章の内容
まとめ
環境はシステムの影響を受ける (新しいものを導入すると環境が変化しうる)
人は変化に対して抵抗しやすい
Management 3.0 の 6 つの観点のうちのひとつ
組織構造を成長させることについて
『Management 3.0: Leading Agile Developers, Developing Agile Leaders』 の 12 章と 13 章の内容
まとめ
コミュニケーション不全は一般的
Management 3.0 の 6 つの観点のうちのひとつ
『Management 3.0: Leading Agile Developers, Developing Agile Leaders』 の 10 章と 11 章の内容
Chapter 10 : The Craft of Rulemaking
人は 「X の状況が発生した場合に Y を実行しなければならない」 というルールを作り、将来の問題に対処することがある
from Management 3.0: Leading Agile Developers, Developing Agile Leaders
Management 3.0 の 6 つの観点のうちのひとつ
Chapter 4. The Information-Innovation System
ソフトウェアプロジェクトは複雑適応系
多くの要素を持つが、人々だけが real agent (あるいは active 要素) である
Management 3.0 の 6 つの観点のうちのひとつ
Chapter 6 : The Basics of Self-Organization
非線形系 (nonlinear system) における自己組織化の概念について
マネジメントにとってもソフトウェア開発にとっても基本的なこと
宇宙のはじまりから、全ては自己組織化によって形成されてきた
Management 3.0 のモデルらしい
かわいい怪物っぽい
6 つの目がそれぞれ Management 3.0 で大事な観点
→ Management 3.0 の 6 つの観点
参考文献
参考
Management 3.0 の 6 つの観点
マネジメントにおいて重要なのは下記の 6 つの観点
人々を活動的にする
チームをエンパワメントする
#ソフトウェア専門家のキャリア開発
https://www.construx.com/professional-development-ladder/software-technical-manager-career-path/
いわゆるエンジニアリングマネジャーの道と同じはず
Level 1 : 開発者
読むべき本
en : motivation
2 種類のモチベーション
内発的動機づけ
外発的動機づけ
最高に人の満足度を高め生産性を上げるには、外発的動機づけではなく、内発的動機を高めるように働きかけなければならない
学習する組織におけるリーダーの役割
3 つの役割 : 設計者、教師、執事
設計者としてのリーダー
組織を船だとすると、見逃されがちなリーダーシップの役割は船を設計すること (船長を思い浮かべる人が多い)
工学システムの設計と社会システムの設計は異なる
en : Network Effects
プロダクトのユーザーが増えれば増えるほどプロダクトの価値が増大するもの
SNS が良い例
3 つのネットワーク効果 (以下の 3 つをまとめてネットワーク効果という)
ユーザー獲得効果 : 口コミと紹介によるバイラル成長
原著 : Management 3.0: Leading Agile Developers, Developing Agile Leaders
#書籍 #文献
Management 3.0 勉強会 2020
1 回目の概要
『Management 3.0: Leading Agile Developers, Developing Agile Leaders』 の 3 章までの話をまとめる
マネジメント 3.0 やアジャイルマネジメントとは何か? : 本ページ
アジャイル開発について : Management 3.0 勉強会 2020 #1 : (2) アジャイル開発とラインマネジメント
en : social complexity
社会システム (social system) における複雑性の研究
参考文献
Management 3.0: Leading Agile Developers, Developing Agile Leaders
en : homeostasis
同義 : ホメオスタシス
複雑系の重要な特性
少し変数を変えたぐらいでは、同じアトラクタに収まってしまう
関連
en : Rational Unified Process
略 : RUP
統一プロセスの商用版
ウォーターフォール型ではあるが、反復的なライフサイクルモデル
RUP は、ソフトウェア開発者にとってのガイド
nobuoka/読んだ本
12 月
ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―― エンジニアリングに基づく体系的アプローチ
みんなのコンピュータサイエンス
世界標準のデータ戦略完全ガイド データセンスを磨く事例から、データの種類と仕組み、戦略策定のステップまで
Management 3.0 モデルと他のモデルの比較
トヨタウェイ
14 の原則のいくつか ( long-term goals, growing leaders, developing people, and relentless reflection など) は Management 3.0 モデルでもカバー
他の原則 (continuous flow, pull systems, and slow decisions/rapid implementation など) はカバーできてないが、それらはマネジメントのコア原則というよりは労働者にとっての手法という認識
アジャイルの競合
例えばリーンソフトウェア開発
ソフトウェア職人運動 (Software Craftsmanship movement)
アジャイル宣言に挑戦し、拡張すると言われている
ソフトウェア職人技推進派は、ソフトウェア開発者はエンジニアではなく職人であるというスタンス
ラインマネジャーとプロジェクトマネジャー
名前が似てると混乱するよね
2005 年には様々なマネジャーが集まって Declaration of Interdependence (DOI) を作成した
主にソフトウェアプロジェクトのマネジメントを対象としており、人々のチームのマネジメントは目的外
残念ながらプロジェクトマネジメントと機能やラインのマネジメントが混同されがち
アジャイルの基本
人
人が代替可能なリソースではなく固有の個人であるとする
人々の最高の価値は、頭ではなく相互作用とコラボレーションにある
チームには、自己組織化することが求められる
en : reductionism
同義 : 要素還元主義
システムを部品に分解して、部品同士の相互作用から全体を理解する
構成要素を理解することで、システム全体を理解できる、という考え
ある程度は有益だが、あらゆるところで使えるわけではない
リーン製造業 (あるいはリーン開発やリーン生産方式) の概念をソフトウェア開発の領域に翻訳したもの
Mary Poppendieck と Tom Poppendieck が先駆けらしい
リーンの 7 つの原則は、トヨタウェイの 14 原則 (トヨタのマネジメント哲学) と、W. Edwards Deming のマネジメントの 14 の観点 (Deming’s 14 Principles) に基づく
Project Management Body of Knowledge (プロジェクトマネジメント知識体系)
『Management 3.0: Leading Agile Developers, Developing Agile Leaders』 より
CMMI とは異なり、多くのプロセスにおいてプロジェクトマネジャーがどのように仕事をできるかを記述する
アジャイルの原則に必ずしも適合しているわけではないが、多くのプロジェクトマネジャーが矛盾を解消しようとしている
アジャイルにおける管理者について。 『アジャイルイントロダクション : Agile 開発の光と影』 や 『Management 3.0: Leading Agile Developers, Developing Agile Leaders』 に、アジャイルにおけるマネジャーについて書かれている。
from アジャイルイントロダクション : Agile 開発の光と影
以下のことは行わない
en : Capability Maturity Model Integration
略 : CMMI
from アジャイルイントロダクション : Agile 開発の光と影
識別されたゴールへの到達を支援し、組織のコンプライアンスの評価が可能となるよう、詳細に規定されたベストプラクティス集
中心となる 3 つの概念
#ソフトウェア専門家のキャリア開発
プロダクトオーナーのキャリアパス
https://www.construx.com/professional-development-ladder/product-owner-career-path/
Level 1 : ビジネスアナリスト
読むべき本
#性格診断ツール
略 : MBTI
心理学者ユングのタイプを基に開発
『心理学的経営 個をあるがままに生かす』 より
イザベル・マイヤーズ (Isabel B. Myers) とキャサリン・ブリッグズ (Katherine C. Briggs) によりアメリカで開発された
エドワード・デシ (Edward L. Deci) とリチャード・ライアンによる
『Management 3.0: Leading Agile Developers, Developing Agile Leaders』 より
内在する 3 つの欲求 (needs) を区別する理論
有能感 (Competence) : 環境に対処できる能力があると実感することに対する欲求
自律性 (Autonomy) : 自律的な行動の選択により、自身の行動の決定に積極的に参加するという欲求